子どもたちの絵画展「鷹山賞児童作品展」10周年を記念した特別展「濱田進展」も、いよいよ今週末まで。1月23日(日)の会期終了後は、京都の先生のご自宅へと戻ります。
イタリア・トスカーナ地方や、南フランスの街角・街並み風景を、濱田先生ならではの繊細な感性で描き出した作品群ともついにお別れ。。。 ちょっぴり淋しい気持ちがいたします。。。
鷹山美術館の真っ白な壁面は、これまでも様々なアーティストたちの作品で飾られ、多くの方々の目と心を楽しませてくれました。
同じ部屋であっても展示される作品によって雰囲気が「ガ・ラ・リ」と変わるのは言うまでもなく、部屋に漂う香りまでもが違うような気がします。
今回の濱田先生の展覧会もそう。
カラリとした空気と土と、そして、ワインの香り・・・ ワイナリーが点在するブドウ畑のただ中にたたずんでいるかのような錯覚にとらわれるのは、酒飲みのワタクシだけでしょうか (*^_^*)
鷹山宇一が画壇デビューからその長寿を全うするまでの長い時間を捧げた美術団体「二科会」。その現・評議員としても活躍中の洋画家・濱田進先生の油彩、水彩を一堂にご鑑賞いただける本展。濱田進、という、一人の作家の画家としての一面のみならず、やさしさであったり、ユーモアであったり、濱田進、という、一人の人間としての素顔をのぞかせてくれるような作品群です。
この週末でいよいよ千秋楽。是非ご体感ください。
濱田進展、あなたはどんな香りを感じ取りましたか?