今日は、月曜日のせいか静かな1日でした。
開催中の上村家三代展。
作家別に年代を追って作品の鑑賞をすることができます。
閉館後、施錠をしながら館内を鑑賞してまわるのですが、
私の場合、不思議なことにその日によって心に響く作品が違います。
本日の一番は上村松篁の「白木蓮」。
私の中のランキングでは、
現在展示してある作品の中でも上位に入るのですが、
今日のこの作品については、木蓮の輝きがいつもより増して見えました。
花の白さを際立たせる描き方。
画面を見ただけではその秘密はなかなかわかりませんが、
花の周囲が白く輝いているのは確かだと思います。
心に響く絵というのは、
音楽と一緒で、
その時の自分の気持ちのありかによって
異なるものなのかもしれません。
私の勝手な本日のランキングでございました。