季節の変わり目というものは、必ずしも目に映る光景だけで判断されるモノではありません。
先日、出勤前までの慌ただしい時間ではありましたが、なにやら春めいているな、と、「春の訪れ」を感じさせられる朝の空気に出会いました。
ボキャブラリーの乏しいワタクシは、それがどんな空気なのか、を、うまく言葉で表現できません。毎回のことながら、こんなとき詩人であったなら・・・と、本当にクヤシイ思いでおりマス(>_<)
空気や香りもさることながら、光の加減も冬と春とではやはり違うような気がしますね。
鷹山美術館で仕事をしておりますと、鷹山先生がコレクションしたランプを常設展示するランプ館に設置された「ステンドグラス」が、季節の移り変わりを教えてくれます。
木曜日朝、開館準備のためランプ館の鍵を開けてみると・・・
こんな感じで、双子ちゃんのランプの間に見事に東側のステンドグラスが投影されています。
そして、夕方は・・・
西側の窓から差し込む夕日でこのように・・・
午後4時ごろでした(^^)/
お天気が良い日はこの季節、こんな幻想的な風景に出会うことができます。
このステンドグラスは、当館の作品を最後にお若くしてお亡くなりになったステンドグラス作家・池内康氏によるもの。
優美であたたかなその作品は、ランプ館とともにいつまでも、訪れる多くの方々の心に、穏やかなぬくもりを感じさせてくれることでしょう。
この季節のランプ館へ、一度是非お出掛けくださいませ(*^_^*)