掲載が遅くなってしまいましたが…
9月19日(土)、美術館あ~っと!くらぶでは、「スチレンカラー版画」に挑戦しました。
講師は、元奥入瀬小学校校長の藤谷芳雄先生。版画指導のエキスパートです。
早いもので、先生とのお付き合いは5年目となりました。
アイディアの引き出しをたくさんお持ちの藤谷先生、いつもおしみなくテクニックを伝授して下さいます。
遠慮なく勉強させていただきます!!本当にありがとうございます。
スチレン版画とは、スチレンボードという発泡スチロールの薄い板を版にするものです。
クッキー型やフォークなどを押しつけて版を制作していきます。
今回は木版画のように入念な下絵制作はあえてせず、
その場の発想や偶然できる模様を生かして版づくりをしました。
彫り進み版画と一緒で、一色刷ったら新しい型をつけ、次の色を重ねたら新しい型をつけ…
と版はどんどん変化していきます。
重ねる色は最大で3色。薄い色から濃い色へ。
それ以上重ねても、色がにごってしまいます。
どんな色になるのか、押しつけた形がどのように出るのか、
この版画は完成図をイメージするのがとても難しいものです。
ただしその分刷り上がったあとの感動は大きいんですよね。。。(^^)
「腕が筋肉痛になりそう!」と言いながら一生懸命刷った版画はひとり5枚。
最後に合評会をして終了しました。