[2010.02]の記事一覧

春を感じます♪

2010.2.19 18:18

季節の変わり目というものは、必ずしも目に映る光景だけで判断されるモノではありません。

先日、出勤前までの慌ただしい時間ではありましたが、なにやら春めいているな、と、「春の訪れ」を感じさせられる朝の空気に出会いました。

ボキャブラリーの乏しいワタクシは、それがどんな空気なのか、を、うまく言葉で表現できません。毎回のことながら、こんなとき詩人であったなら・・・と、本当にクヤシイ思いでおりマス(>_<)

空気や香りもさることながら、光の加減も冬と春とではやはり違うような気がしますね。

鷹山美術館で仕事をしておりますと、鷹山先生がコレクションしたランプを常設展示するランプ館に設置された「ステンドグラス」が、季節の移り変わりを教えてくれます。

木曜日朝、開館準備のためランプ館の鍵を開けてみると・・・

P1010030

P1010031こんな感じで、双子ちゃんのランプの間に見事に東側のステンドグラスが投影されています。

 

 

 

そして、夕方は・・・

P1010026P1010027 西側の窓から差し込む夕日でこのように・・・

午後4時ごろでした(^^)/

お天気が良い日はこの季節、こんな幻想的な風景に出会うことができます。

このステンドグラスは、当館の作品を最後にお若くしてお亡くなりになったステンドグラス作家・池内康氏によるもの。

優美であたたかなその作品は、ランプ館とともにいつまでも、訪れる多くの方々の心に、穏やかなぬくもりを感じさせてくれることでしょう。

この季節のランプ館へ、一度是非お出掛けくださいませ(*^_^*)

 


バレンタインデーに

2010.2.18 17:35

去る2月14日、
世間では、チョコレートと一緒に愛の告白を!
とデートにいそしんで?いる頃、
当館では今年度最後のWOOD CUTTERS CLUBを開催しました。

今年度一年間、様々な活動に一生懸命取り組んできました。
そんな子どもたちの姿を、この日のために写真に撮り続けてきたのです!

名付けて「アルバム絵本」づくり。
プリントアウトした多くの写真を手作りの絵本に仕立て上げる活動です。
簡単な製本の方法ですので、一度覚えれば役に立つこと間違いなし!です。

一年間カメラにおさめた記録の中から、その子だけの写真を厳選。
1人につき最大24枚ほどにまとめ、A4用紙に2~6枚ずつプリントアウトします。

arubam 003

 

まずは、ページの順番を決めます…
どの写真をどこにもってくるか…迷っています

 

arubam 004

 

原稿(今回はA4)を半分に折り、
のりづけしていきます。
一番上と一番下には表紙のすぐ内側にくる
「見返し」と呼ばれる部分つくります。
今回はオレンジ色の用紙にしました。

arubam 011

arubam 014

 

 

 

 

今回は、表紙をはぎれで包んでみました。
2㎜厚のハードカバーにコットンのレースで飾り付け。。。
世界に一冊だけのアルバム完成です!!

活動終了後、女の子同士でチョコレートの交換会が始まりました★
この絵本は、毎年つくっていこうと思っています(^^)
みなさん、来年も美術館に来てくださいね。待ってます。


■□■カレンダーづくり

2010.2.10 15:59

1月24日、2月7日の2日間にわたって、
WOOD CUTTERS CLUB では「カレンダーづくり」に挑戦しました。

1度制作したら、ずーーーっと使えるカレンダーです。
今年度お勉強してきたトールペイントの集大成。
今までで一番大きくて手間のかかる課題です。

しかし、子どもたちには
「手間はかかれど、その分満足のいく作品をつくれる!」
という姿勢が身についてきたような…気がいたします(^^)

karenda1

木の汚れを防ぎ絵の具の発色をよくする下地剤を塗り、
自分の好きな色で地塗りしていきます。
これまでに制作した作品とおそろいの色を使ったり、
これまでに挑戦したことのない色を使ってみたり
…まさしく十人十色。

 

karenda2

数字のプレートや絵柄のプレートにも彩色。
細かい作業が続きます。
筆遣いがかなり上達していることに驚き!!

 

karenda3

 

絵の具を塗りおえた全てのものに、
仕上げのニスを塗っていきます。
地道な作業。
途中で発狂する子も(笑)

 

karenda4

やっとのことで、
一番楽しい作業に突入!!
樹脂粘土でカレンダーに使う飾りを制作します。
粘土には人間の本能に働きかける何かが
あるのでしょうか?
練り練りするのは何歳になっても楽しい!!

karenda5

 

 

 

 

 

 

本体に、コルクシートと粘土の飾りをつけて完成です(*^_^*)
子どもたちの自己評価点は、これまでで一番高く、
とびきりの笑顔でお父さんやお母さんに自慢していました。

何かをやり遂げた顔というのは、見ていて気持ちいいものですね。

来週は、今年度の活動をひとまとめにしたアルバム絵本をてづくりします。
今年度最後のWOOD CUTTERS CLUBとなります(^^)/