[2009.09]の記事一覧

スチレンカラー版画

2009.9.24 11:28

掲載が遅くなってしまいましたが…
9月19日(土)、美術館あ~っと!くらぶでは、「スチレンカラー版画」に挑戦しました。

講師は、元奥入瀬小学校校長の藤谷芳雄先生。版画指導のエキスパートです。
早いもので、先生とのお付き合いは5年目となりました。
アイディアの引き出しをたくさんお持ちの藤谷先生、いつもおしみなくテクニックを伝授して下さいます。
遠慮なく勉強させていただきます!!本当にありがとうございます。

スチレン版画とは、スチレンボードという発泡スチロールの薄い板を版にするものです。
クッキー型やフォークなどを押しつけて版を制作していきます。
今回は木版画のように入念な下絵制作はあえてせず、
その場の発想や偶然できる模様を生かして版づくりをしました。

彫り進み版画と一緒で、一色刷ったら新しい型をつけ、次の色を重ねたら新しい型をつけ…
と版はどんどん変化していきます。

重ねる色は最大で3色。薄い色から濃い色へ。
それ以上重ねても、色がにごってしまいます。

どんな色になるのか、押しつけた形がどのように出るのか、
この版画は完成図をイメージするのがとても難しいものです。
ただしその分刷り上がったあとの感動は大きいんですよね。。。(^^)

「腕が筋肉痛になりそう!」と言いながら一生懸命刷った版画はひとり5枚。
最後に合評会をして終了しました。

スチレンカラー版画① 013

素敵な作品が勢揃い!!みんなちがってみんないい(^^)


再び静かな館内に…

2009.9.12 16:45

9月6日(日)をもちまして、「『無言館』収蔵作品による―祈りの絵画―展」が終了いたしました。じっと作品に見入る…そのようなお客様の姿が印象深い展覧会でした。たくさんのご来館、誠にありがとうございました。

撤収とは早いもので、展示に3日間かかった展覧会も、片付けには半日ほどしかかかりませんでした。がらんとした絵画室を見ると、ホッとしたと同時に置いて行かれるようなさみしさが胸に残ります。これはあくまでも私の場合ですが(^^)

当館を埋めていた作品は、無言館の館主・窪島誠一郎先生を始め、スタッフの皆様とともに、次の展覧会場である札幌へと旅だっていきました。

 

本日より、鷹山宇一の常設展となります。
館内は、ただただ静か、鳥の足音までも聞こえてきそうです。
静かな空間にただ1人身を置きたい…そのようなときはぜひご来館ください。

当館には、通称「鷹山クリスタル」というグッズがございます。
鷹山宇一の作品によく登場するバラ。この花をモチーフにしたガラスの置物です。
バラの他、蝶、小鳥、りんごなど、見た目にもすがすがしいグッズです。
ご来館の際に目にとめていただければ幸いです。
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